左脳派は右脚から?タイ古式マッサージに見る「インド伝承医学」の知恵
インドの伝承医学では、「体は特に脳の影響を受ける」という独自の考え方を持っています。私たちはこの知恵に基づき、お客様の体の使い方や特性を考慮して、マッサージのスタート地点を変えるという工夫をしています。
具体的には、論理的思考や分析を司る左脳をよく使う傾向にある男性のお客様には、右脚から施術を始めることが多くあります。一方、感性や創造性、直感を司る右脳をよく使う傾向にある女性のお客様には、左脚から施術を始めることが多いのです。これは、脳の影響が強いとされる部分からアプローチすることで、より効果的に体全体のバランスを整えることを目的としています。
そして、どちらの場合も「脚」、特に太ももを重点的に施術します。太ももは全身の血流を心臓へと戻すポンプのような役割を果たしており、ここを丁寧にマッサージすることで、全身の血流とリンパ液の循環が力強く促されます。足元から体の隅々まで栄養素や酸素がしっかりと行き渡ることで、凝り固まった筋肉の自然治癒力が高まり、疲労回復力や免疫力の向上へと繋がります。
麻布十番の「サヤーム」では、お一人おひとりの体の特性と向き合い、根本的な体質の改善を目指しています。単なるマッサージではない、歴史と知恵に裏打ちされた深いアプローチをぜひご体験ください!
